スパイスから作る!【チキンカレー】
本格的にスパイスからカレーを作り出して2年くらい。
インドカレーのレシピを見たり本を読んだりでスパイスの基礎を学び、食べ歩いたカレー屋の付け合わせやエッセンスを取り入れつつで試行錯誤。
こうしてスパイス選びからカレーを作ってみて思うのはカレーという料理の奥の深さ。
野菜と肉を煮込んでルウを入れれば完成っていうのとは違くて、スパイスからカレーを作る時は何でコクやうま味を出すのか、味付けをどうするかっていうのを考えて作らないとなかなか美味しく出来ない。
そんな料理を簡単に作れてしまうカレールウはやっぱり凄いなーと思いつつ。
いつもキーマカレーを作っているので今回はチキンカレーに挑戦。
スパイスはホールでクミン・マスタードシード・ローリエ・シナモン・スターアニス・クローブ・カルダモン、パウダーでターメリック・クミン・コリアンダー・カルダモン・オールスパイス・山椒・ジンジャー・フェネグリーク・ブラックペッパー・カイエンペッパー・花椒・バジル・ガラムマサラなど。
ちなみにホールとパウダーは調理の手順の中で使うタイミングと役割があって、主にホールは調理の最初に油で炒めて香りを引き出し、パウダーは煮込む前くらいのタイミングで入れて使います。
こんな感じ。
ベースの香りを作る大事な作業。
カレーにおけるスパイスって味というより香りなんですよね。
ざっくりの調理手順はこんな感じ↓↓
ホールスパイス→玉ねぎ・にんにく・しょうが→肉・しめじ→トマト→パウダースパイス・塩→水を加えて煮込み→調味料で味を調えて完成!
コクやうま味を何で作るかはインドカレーか欧風カレーかによっても全然違います。
インドカレーの場合トマトや玉ねぎの甘み、カシューナッツやバターなどなど、割と素材の味を生かす感じですが、欧風の場合はフォンドボーやスープストックなどなど。色んなコクの出し方があります。
僕は日本人が好きなだしのうまみが好きなので、コンソメやフォンドボー、だしの素、ソースなんかも使って味付けしてます。
なかなか美味しく出来ました!
もう少しスパイスも冒険して色んなカレーを作っていきたいなーと思います。