食い倒れ台湾
番外編旅日記第2弾!
2月は台湾行ってきました。
台湾は本当にご飯が美味しい。
途中からちょっとしたフードファイトで、我ながら何と戦ってるのか意味不明でしたが、飽きるほど食い倒れしてきました。
①小籠包
緑は烏龍茶。生地に練りこまれてる?
台湾と言ったらなんと言ってもこれ!
みんな小籠包って言うけど、そんなに騒ぐ程のもんなんかなぁ?と正直半信半疑だったんです。
もう、本当にごめんなさい。
めちゃくちゃ美味かったです。
日本でちゃんとした小籠包を出す店があまり無いのかほとんど食べた記憶がなく、要するに水餃子みたいなもんだろうと思ってたら大間違い。
薄い皮をかじった瞬間に溢れ出すスープの美味しさと言ったら筆舌に尽くしがたく...その味の染みた餡を噛み締める幸せ...!
ちなみに超有名店のディンタイフォンは行かなかったんですが、そこで修行した人が独立したというジンディンロウには行きました。(漢字難しくて出ない...)
でも一番美味しかったのは宿のおっちゃんがおすすめしてくれた済南鮮ってとこ。台北中心地からも行きやすい地理だったんで、台湾行かれる方は是非おすすめです!
②ルーローハン
台湾メシでのお気に入りはこれ!ご飯に味つきの肉そぼろをかけただけのメニューなんですが、美味しくて安い!
大体どこの店も百円くらいでした。
B級グルメ最高!
③フカヒレスープ
ちょっと背伸びして高めのレストランで贅沢を。色々頼んだけど一番美味しかったのはこのフカヒレスープかな。
④牛肉麺
文字通り牛肉と、麺。町中の食堂で。
肉の食感がちょっと不思議な感じ。ラーメンというよりソーキそばとかの方が近いかも。
⑤マンゴーかき氷
マンゴーのシーズンではないとは言え、どうしても食べたかった。さすがに欲張り過ぎたと反省してます。
⑥臭豆腐
臭いが有名なあれです。確かにこの臭いはかなりのインパクト。が、ものは試しと挑戦してみました。
感想としては美味しくもなく不味くもない...非常にリアクションに困る味。店が悪かったのか相性の問題なのか何とも言えない感じでした。
⑦トンポーロウ
ご存知豚の角煮。脂身凄かったけど確かな美味しさ!ご飯が進む味。
⑧ガチョウの何か(忘れた)
普通のチキンより少し油っぽい?食べやすくて美味でした。
⑨屋台の鉄板焼
士林のナイトマーケットで。その場で色々焼いてくれる屋台のお店。特に美味かったのがホタテの鉄板焼。何故か北海道産だったような...笑
⑩九扮のお茶
運悪く土砂降りのずぶ濡れだったこともあり、屋内で暖まりながら飲むお茶がめちゃくちゃ美味しかった。香りを楽しむための筒があったりおばちゃんがお茶作ってくれたりと、趣も楽しめました。
中華圏は初めてでしたが料理が美味しい国ってのはやっぱり素晴らしい。旅行の楽しみが3倍位になります。
色々欲張り過ぎて小籠包をあんまり食べれなかったのが反省点。
また台湾ってのも悪くないけど、次は本土に行ってみたいかな。
PM2.5騒ぎが落ち着いたら次は北京で万里の長城を。
空気がキレイになって世界が平和になってくんないかな。
至福の一時。【旧ヤム邸 空堀】
松屋町は空堀商店街の中にあるお店、旧ヤム邸。
古民家を居抜きで改装したような店内。レトロな外観と内装は洒落ていて雰囲気も素敵。
二階には旧ヤム邸の営業、空堀太郎氏が寝てます。
この方、寝てるだけで売上を上げ続ける空堀商店街のトップセールス。
羨ましいにも程があります...
ここの凄いところはとにかくその引き出しの多さ。
大阪広し、いや日本広しと言えど、これほどの引き出しを持ったカレー屋を他に知りません。
ランチは日替わりでその中身は毎度毎度変わります。
具が変わるとか辛さが違うとかならまだ分かりますがここのカレー、ベースから全部違うんです。
ベース×素材でメニューの数はかなりのもの。何回も行ってますが把握しきれていないほど。
メニューはこんな感じで二種類選びます。
ちなみにこれ↑は日曜夜のカレー膳。
基本はサラッとしたスープ状のカレーとキーマが3、4種類あってそこから2種類を選ぶ合いがけスタイル。
ご飯はターメリックライス、ジャスミンライス、玄米の中から大体2種類の用意があって、どちらかを選択。
キーマも鶏、牛、豚、羊はまだしも海老、鴨、塩とかミントまである始末。しかもそれぞれが別々のテイストで美味しいんだから流石の一言に尽きます。
洋館テイストの中之島も勿論好きですが、マイベストは空堀夜のスペシャルミックスカレー!(1150円、日曜夜以外)
日替わりのメニューも大概全部美味しいけどやっぱりこいつの一位は揺るがない!
野菜と肉それぞれ素材の味がしっかりしていて、一口毎に噛み締める美味しさがたまらない。付け合わせの玉ねぎのピクルスも甘さが程良く、少し辛めのカレーにぴったり。
カレーは和風のだしが旨味の奥行きを広げてます。そしてスパイスの香り、特にカルダモンの香りがとにかく素晴らしい。
嗚呼、美味い。
至福の一時です。
ちなみに食後にはチャイがおすすめ。
マサラチャイもカルダモンの香りが素晴らしい。
一緒についてくるお菓子とも合うんだなぁ。
旧ヤム邸 空堀
営業日 火曜日〜日曜日
営業時間
ランチ11時半〜14時
ディナー18時〜21時半
※売切れ次第終了
日曜日ディナーは18時〜21時
定休日
月曜日、第2火曜日
和魂印才。南インド料理に和の魂をこめる店。【たんどーる 沼袋】
東京に住んでてもなかなか行かないであろう街、沼袋。(というか存在を知らない人も多い。池袋でしょ?っていう人の多いこと多いこと...)
電車に乗ってでもわざわざ行きたくなるくらい美味しい店がこちら、沼袋のたんどーる。
店主の病気などもあり現在は金土日の夜のみの営業。
南インド料理をベースに和の食材を取り入れて絶妙なバランスで新しい料理に昇華してます。
ゴマや昆布、椎茸、ひじき、梅干し、厚揚げなどなど。これがカレーに合うんだから凄い。
卓上スパイスはガラムマサラでも七味でもなく、オリジナルの十一味唐辛子。こんなこだわりも面白い。
地鶏とナンコツのチキンピクルス 小450円
スパイス加減と酸味が絶妙!
和ッサムスープ350円
これがもう本当に美味しい。南インドの味噌汁的な存在、トマトのスパイシースープのラッサムに和の食材を取り入れた一品。梅の酸味にトマトの風味がマッチ。辛さも程良くていくらでも飲めそうなくらい。
これが大好き過ぎて僕はラッサム作りを自分で始めました。笑
美味しいラッサムが飲める店はホントに少ない!
地鶏のマライティッカの3種盛り~プレーン、チーズ、黒ゴマ~1000円
店名の通り、キッチン中央のタンドールで焼かれる一品。こちらの店主はインド人が唸る程のタンドール使いらしく、これも肉の焼き加減と溢れ出る肉汁が美味しい。タンドリーチキンとは大分味付けは違います。
カレーの2種盛り 1050円
(雑穀ライスは100g100円)
カレーは鶏ひき肉とナンコツとレンコンのキーマカレーに梅干しトッピング、噂の!地鶏と大根の梅カレーの2種類をチョイス。
メニューは週代わりかな?
味付けは割りとあっさりしてて食べやすい。昆布とかの出汁のせいか、不思議と食べる程に美味しくなっていく!
パッと見は正統派な南インドカレー、でもその中で絶妙に生かされる和の食材達...!
うーん。これはホントに凄い。
奇をてらっているようで王道の美味しさ。
とにかく絶妙の一言。
ポップで破壊力があるのとは違って、達人技が後から効いてくる感じかな。
例えるなら和太鼓と三味線使って王道のジャズを奏でているような...
何か訳分かんない説明になりましたがとにかく美味いです。
たんどーる
東京都中野区沼袋1-8-22ヤマニビル2F
[金] 19:00~21:30頃
[土・日] 18:00~21:00頃
※臨時休業があるので、営業日についてはTwitterなどで要確認。
美術館でカレーイベント【カレー事情聴取】
先週に引き続き今週もカレーのイベント。
二週連続で行く自分も大概だけど、そんなイベントがしょっちゅうあるんだから大阪って凄い。
今回の開催場所はなんと美術館。
って言っても常設で美術品を置いてる訳じゃなくて個展とかをやるスペースみたいなとこです。
野田の油野美術館。
店内、というか館内はこんな感じ。
三階までで13店舗の出店でした。
チケットは三枚綴りで1000円+1drink
チケット一枚でミニカレーが一杯食べれます。
追加は一枚300円。
出店者全員のプロフィールは謎でしたが結構有名なカレー屋さんの人もちらほら。
谷口カレーのスパイス牛すじカレー
月曜に中崎町、木曜に谷町で間借り営業してるカレー屋さん。サラサラのスパイスカレーです。牛すじ美味しい。
みのやのお肉屋さんのテールカレー
こちらはカレー屋ではなく、お肉屋さんが出店してるカレー。肉がとにかく美味しかった!
カレーちゃん家の粗びき鶏キーマ(軟骨・せせり入り)カレー
ここも有名店!スパイスの効き具合と軟骨の食感がマッチしてて美味い。ブラックペッパーの効き具合もかなり好みの感じでした。
もっと食べたかったけどミニとはいえ三杯食べれば結構な量。
一番気に入ったのはカレーちゃん家の粗びき鶏キーマかな。
これだけはおかわりしました。
美術館が開催場所だったりカレー屋さんのプロから畑違いのお肉屋さん、はたまたカレー好きな素人の方など、色んな人がカレー作って出店してたり、面白いイベントでした。
今回がvol.4ということでまた次回もありそうな様子。
次回も楽しみです。
痺れる辛さの黒カレー【辛激屋 長堀橋】
前回yobareyaの白に続き今回は辛激屋の黒カレー。
心斎橋ハンズのちょっと裏手あたりの路地にある小さなお店。
席はカウンターだけで、店主とおばあちゃんの二人の接客が心地良い。
その過激な店名とは裏腹にカレーの種類は結構豊富で、全部が激辛って訳じゃありません。
個人的には欧風っぽいビーフカレーよりほぼスープ状のチキンカレーの方が好き。スパイス感はかなりの強さ!
トッピングは梅しそとか納豆なんて変わり種もちらほら。
卓上には福神漬けとアーモンドとニンニクのオイル、かけると風味の変化が楽しめます。チキンカレーに合わすのがおすすめ。付け合わせは酢キャベツ、辛い黒カレーの箸休めにはぴったり。
当然店名の通り激辛メニューもある訳で名物が黒カレー!
二種類あってチキンカレーの黒カレー(こっちは野菜トッピングがおすすめ)と痺れる辛さの麻辣黒カレー(850円)
具は牛肉と豆腐と三つ葉。
麻辣の方はトッピングは不可とのこと。
牛肉も柔らかくて美味しい。
カレーというより麻婆豆腐のような辛さ。
山椒か花山椒か、痺れる辛さがたまらない。
辛い、辛い...辛いけど辛いだけじゃない美味さ!
店内どこにも書いてないけど辛激屋は面白いサービスがあって、食べてる途中でカレーかご飯が減ってるとどっちか一回だけつぎ足しをしてくれます。
普通に食べても多いくらいなのにつぎ足しがあるので大抵の人は大盛りにせずとも大満足のはず。
『ルー、足しましょか?』
『ご飯、足しましょか?』
食べるペースをチラッと見に来るおばあちゃんの接客に和みます。
辛激屋
[月~金] 11:00~21:00
[土] 11:00~14:00 17:00~19:00
定休日
日曜・祝日
カレー好きによるカレー好きのためのカレーイベント【キャレdeカレー】
日曜日は堀江でカレーイベントに行って来ました。
今の時代snsってホントに凄いもんで、カレーが好きって人が集まるだけでイベントが出来てしまうようです。
場所はなんと美容院。
carre hairってとこで、良くカレーに間違えられるからカレーのイベントやっちゃえみたいなこと言ってはりました。
素敵なノリ!
限定30食のベンツ盛りカレー(+1drinkで1500円)
カレーは三種類の合いがけで、ベンツ盛りというらしい。面白いネーミング!
堀江で間借り営業をしてるツキノワの和風カレー(手前)、Facebook口癖はカレーの主宰者三嶋さんのチキンカレー(右上)
、カレー好き会社員山田コーヘーさんのきくらげときのこのカレー(左上)、の三種類。
ツキノワは勿論として残り二つも素人が作ったものとは思えない美味しさでした。
チャイもあります。
歯医者さんでスパイス研究家、泉井さんのカレー講座も面白かった。カレーに使われてるターメリックが何でも歯周病に効くんだとか。
泉井さん主宰curry-labのcurry powder
後はカレーについてのトークショーとライブなどなど。
カレー好きが集まるだけでこんなイベントが出来るとは面白い!
今度は作る側に回ってみたい。
そう言えば今日はカレーの日。
1982年に全国の給食でカレーが出されたことに因んでるんだとか。
給食のカレーって毎回戦争かって位おかわりしてたなー
ルーが白い!斬新なハーブカレー【yobareya 新町】
カレー激戦区の新町界隈は個性的なお店がとっても多い。
yobareyaもそんな面白いカレーを出すお店の一つ。
洞窟の隠れ家みたいな外観と内装。
雰囲気はめっちゃお洒落!
メニューもカフェご飯的な雰囲気で、一見すると カレー屋さんとは思えない。
ルーが二種類あって、具とトッピングを選ぶスタイル。ベースはエスニックハーブとオリエンタルキーマ、それぞれが全然違う味になってます。
オリエンタルキーマはトマトベースで割と辛口。エスニックハーブはそんなに辛くなくてスパイスというより名前の通りハーブ感が強い。
エスニックハーブベース(サーモンと白ねぎ 980円)
季節ごとに限定メニューが変わるみたいで、サーモンと白ねぎは冬のメニュー。珍しい組合わせだけど思いのほか合います。
パッと見はタイカレーにも見えるけど食べてみるとまた違う味わい...途中でレモンをかけて風味を変えて食べてみたり、なかなか斬新です。
yobareya
11:30~15:00
18:00~23:00
定休日 なし